気に入った物件があったら、実際にお部屋の中を見せて貰いましょう。入居後に後悔しないためにも、しっかりと事前に準備をしておきましょう。
▲ スケール |
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▲ デジカメ |
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▲ 間取り図・筆記用具 |
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▲ コンパス |
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内見しよう!と実際に足を運ぶぐらいですから、惹かれる要素があってのことかと思います。しかし、その魅力的な部分にばかり気を取られていてはいけません。入居を決めた後になって後悔することのないように、実際に見てみなければわからない部分を意識して確認するようにして下さい。お部屋・周辺環境ともにいろいろな角度から不都合がないかチェックしていきましょう。特に周辺状況などは昼間と夜間で大きく異なる場合もありますので、注意してください。そして、後からでも検討できるよう、メモなどの記録に残しておくと安心です。
建物全体の雰囲気もよく、ここに住みたい!と感じる物件に出会えたら、より冷静にもう一歩踏み込んだチェックを行うようにしましょう。素敵な物件に出会うと、新生活を始める自分をイメージして気持ちが高ぶることでしょう。しかし、気持ちが高ぶると、どうしても細かな点を見落としてしまいがちです。気に入った物件であればある程、より厳しいジャッジが必要です。
給湯設備 |
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騒音 |
入居後に最も多いストレスの原因は騒音です。木造や軽量鉄骨造などのアパートよりもRC(鉄筋コンクリート)造などのマンションのほうが音は聞こえにくいと言われています。しかしどんな構造の建物でも、全ての音をシャットアウトすることはできません。結局、実際に住んでみなければ本当のところはわからないのです。そのため、実際に住む前にできる限りのチェックをしておくことが大切です。 音は壁や窓、ベランダ越しに伝わってきます。窓を閉め切った状態でどの程度の音が聞こえるのかを確認してみると良いでしょう。ただし、内見に行く時間帯(平日の昼間や夕方など)によっては、隣室や上階の方がご不在の場合も多いもの。内見を休日の昼間や人の動きがある時間帯に合わせるなどの工夫で、より現実的な判断が行えます。それ以外にも、ご家族や友人に同行して貰って廊下の歩行音が響かないかを確認したり、ご自身でラジオやウォークマン等をつけた状態でベランダに出てどの程度聞こえるのかを調べてみたりするのも有益です。 また、そもそもうるさい立地の場合、防音設備が整っている場合もあります。音の感じ方は人それぞれですので、ご自分の許容範囲内であるかどうかを重点的に確認してみて下さい。 |
異臭 |
室内の異臭は誰でも気になりますが、見落としがちなのは空気口などを伝って入ってくる外部からの異臭。窓を開けただけですぐに感じられる臭いだけでなく、飲食店の仕込み時間に発生する独特の臭いなども不快でないかどうかを確認したいものです。強い臭いを発するものは、一般的に悪臭とされているものでなくとも不快に感じることがあります。臭いの発生源が近くにある場合、その存在を認識しているだけでも感じ方は異なりますので、確認しておいて損はない項目でしょう。 |
セキュリティー |
ディンプルキーにオートロック・監視カメラ付きでも防犯面のチェックを行うことは重要です。 たとえば、1階のお部屋であれば植木や隣接建物の陰にっている部分がどの程度あるのか。角部屋であれば近くに飛び移れるような建物がないかどうか。カーテンを開けた時に向かいの建物から部屋が丸見えにならないか。エレベーター付きであっても、階段部分の明るさや死角がないか等も確認しておくと良いでしょう。 特に女性の方は、建物までの道のりを明るい道で帰れるのか確認することも大切です。可能であれば、物件までの道のりは実際に歩いてみると分かることが沢山あります。車で案内してもらう場合でも、周囲の建物(住居なのか商業施設なのか公園なのかなど)を確認してみたり、街灯の数や道幅、雰囲気などを意識するようにしましょう。 |